AVAIL TECHNOLOGIES


everRunソフトウェア
必要性 機能・特長 他製品との比較 適用分野 価格・サービス
ホーム > ソリューション:everRunソフトウェア > 企業の課題
サーバ運用の課題
高可用性仮想化サーバ基盤
企業活動を支えるサーバ基盤に求められる要件としてどんなことが挙げられるでしょうか?
・安定して稼動すること
・問題が発生しても、迅速に状況を把握できること
・機器障害に対して、堅牢な回復が可能であること
ところが実際は、運悪く機器の障害が起こってしまうと
◆ どの機器でどんな問題が起こっているかわからない
◆ 仮想化して複数のサーバが稼動しているサーバと機器の関係が不明
◆ 復旧のめどが立たないまま、業務が停滞する
影響を受けたサーバの重要性により大小の受け止め方はともかく、事業継続性の視点で経営とIT管理をされる立場の方は「サーバは壊れる」というリスクが確実に存在することを正しく認識する必要があります。
故障する確率
RAIDがあるからサーバは壊れても大丈夫?
システムを導入したベンダから「ハードディスクをRAIDで冗長化しているから問題ありません」と説明されて安心していませんか?
今のシステムはハードディスクの物理障害を検知し、通報する仕組みが考慮されていますでしょうか?もし検知する仕組みがない場合は、ハードディスクが知らない内に2本壊れてしまいRAID1であってもRAID5であってもデータが失われる危険性は高いのです。
更に、サーバはCPU、メモリ、ハードディスク、マザーボード、ファン、電源など無数の部品で構成される精密機械です。ではハードディスクのように冗長化されていない部品に障害が発生したらどうなるでしょう。
答えは簡単。シングル構成のサーバであれば「システム(業務)は止まる」のです。
システムは止まる
想像以上に長い復旧までのダウンタイム
いざハードウェア障害が発生した際に、サービスが復旧するまでにどれ位の時間を要すると見積もっていますか?
「導入ベンダが即座に復旧してくれる」「ハードウェアメーカが直ぐに交換してくれる」「バックアップがあるから問題ない」と安直に考えていませんか?
障害の度合いや障害箇所によって異なりますが、障害の切り分け、バックアップからのリカバリなどで「復旧に1日から2日はかかる。」ことは珍しくありません。
   
復旧までのダウンタイム
STEP.1 利用者からのクレーム
監視機構や障害切り替え機構を導入していない企業の場合は、利用者側がシステムの異常に気づき、クレームという形でIT管理者に通知されます。
 
STEP.2 アプリケーションとハードウェアの障害切り分け・ベンダ連絡
障害の原因がアプリケーションなのか、ハードウェアなのかを切り分け判断した上で保守ベンダに支援を仰ぎます。さまざまな切り分け操作や、目視確認、ログや設定情報の提出などを求められる上に、普段は実施していないオペレーションであるため、高度な技術力を有さない場合は多大な時間がかかる可能性があります。相互に関連するシステムが多い場合はシステムの特定にも技術力と切り分けの時間を要します。
 
STEP.3 ハードウェアの障害箇所の特定と機器交換依頼
ハードウェア障害ということが判明した後に、今度はどの部品が故障したかを特定する必要があります。ここでもハードウェアの診断ユーティリティやログの確認など不慣れなオペレーションを強いられます。
 
STEP.4 機器交換作業
ハードウェアの保守ベンダのエンジニア、もしくは管理者自身の手で障害部品を交換します。障害が発生してから交換までに半日から1日以上はかかることは想像に難くありません。
 
STEP.5 リカバリ作業
障害の箇所によっては、OSの再インストール、再設定、更にデータの復旧を強いられることがあります。事前の専門知識なくこの作業を実施することは専任管理者ではない兼任管理者には荷が重いだけでなく、システムの状態を更に悪化させることもあります。データ量によってはこの作業だけで1 日から2 日以上かかることもある骨の折れる作業です。
サーバ障害時の業務への影響を知る
企業の中でサーバシステムが担う役割が増すにつれ、サーバが停止した場合に企業が受ける影響も加速度的に増しています。特に全社に適用されるシステム、取引に適用されるシステムの停止は企業に直接的、間接的な被害をもたらすこと、そしてその具体的な影響を経営者とIT管理者は正しく認識する必要があります。
 
サーバ障害時の業務への影響 ●経理・給与・販売管理システムの停止の結果
 →支払先への振込み停止/ 給与振込停止/ 見積・請求書発行の停止
 →社外との取引停止/ 社外、社内の信頼失墜/ 業務スピードの減衰
月末月初に起きたら・・・
●ファイルサーバ・グループウェアシステムの停止の結果
 →共有資料の閲覧停止/ スケジュールの確認停止
 →社外の信頼失墜/ 情報連携の停滞/ 業務スピードの減衰
繁忙期に起きたら・・・
●ActiveDirectory・DNS・DHCPシステムの停止の結果
 →社内サーバへのアクセス停止/ ネットワークへのアクセス停止
 →業務スピードの減衰/ 情報連携の停滞
出勤時間帯に起きたら・・・
●医療システム・製造システム・ECサイト・ASPシステム停止の結果
 →医療業務の停止/ 製造業務の停止/ サイトへのアクセスの停止
 →業務停止/ 売上現象/ 信用失墜/ 訴訟問題
営業時間中に起きたら・・・
増加の一途をたどるシステムとサーバをどうするか?
企業規模や業種を問わず、今日ではサーバシステムを導入することなく企業活動を効率的に行うことは困難です。基幹系システム、業務系システム、基盤系システム、など、中小企業であっても5台~10台程度のサーバを運用していることは珍しくありません。
この為、IT管理者は各システム毎に個別のハードウェアの管理をしなければならない、更に更新時期がまちまちなので毎年いずれかのサーバを更新しなければならない、という負担を強いられます。また、サーバの台数が多いことはサーバの設置スペース、電力、空調のコストにも直結します。
仮想化技術を用いることでこの課題を解決しようと思うが、どうも仮想化しただけでは可用性は高まらないようだ、仮想化した上で可用性も高めるとなるとコストが高くつきそうだ、というお悩みを持っている管理者は少なくありません。
仮想化統合
高信頼性システムは企業の大きさに関係なく今や必須
結局のところ銀行、証券会社、大病院などで採用されてきた高価な高信頼性システムや高集約型システムは、中小中堅企業に導入することは出来ないのでしょうか?
いいえ。高信頼性サーバアプライアンス市場で30年間余りに渡って銀行や証券会社等のクリティカルシステムを持つ顧客に対して「フォールト・トレラント・サーバー」を提供してきたストラタス・テクノロジー社が、仮想化とハードウェア障害に対する自律運転のテクノロジーノウハウを継ぎこんで開発したサーバ無停止型仮想化ソフトウェア「everRun ソフトウェア」と汎用IAサーバ2台の組み合わせがこれを可能とします。
99.99%の高信頼性
 
お問い合わせ
お電話による
お問い合わせはこちらまで
03-6430-3310
 
資料ダウンロード
メーカサイトへのリンク
デモ画像
デモ動画へのリンク